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閑臥庵の 京普茶料理です。
前記事にも書きましたが、・普茶料理の普茶とは「普(あまね)く衆人に茶を施す」という意味で お寺での行事の際に「茶礼」という儀式を行い、そのあとに出された料理。 最初にお抹茶とお菓子をいただいてから食事という順番です。 まず抹茶から 金平糖とゼリー。 打物のは木魚の形です。この木魚、中国明の時代に誕生し、 閑臥庵の宗派黄檗宗の僧侶隠元禅師によって日本にもたらされたのだそうです。 と言って禅宗において食事の前に唱えられる偈文のようです 笋羹(しゅんかん) 煮合わせ 宇宙を象徴するという五色(青・黄・赤・白・黒)の食材は、はしり、旬、名残をを取り入れ 日本の精進料理と異なり、雅やかなお料理です。もどき料理とも言われるようですが、 かまぼこに見えますがお野菜や豆腐などでそっくりに作られていますよ! 栗の渋皮煮とイガは素麺で作られ、イガが付いた皮の部分は確かお芋を練って 作られているとかお聞きしたように思います。 そうでした閑臥庵は尼寺なんです。 しっかりした胡麻豆腐です したものだそうです。 閑臥庵の開祖は初代隠元禅師から六代目の黄檗山 萬福寺 管長千呆禅師ですが、 この初代隠元禅師とは承応3年 (1654) に来日した明の僧侶で、日本黄檗宗の開祖です 煎茶・普茶料理、隠元豆・西瓜・蓮根・孟宗竹・木魚や原稿用紙のスタイルや、明朝体(書体) などを日本にもたらしました。 初めの頃の煎茶は煎って茶色だったと言われていますのでほうじ茶だったのでしょうか。 デザート 日本料理での水菓子 果菜(くおうさい) 水物は併設のバーでいただくことに 庵主さまの執事の方にお部屋に飾られた額や調度品のいわれなどを教えていただき席を変えます。 漆黒のシャンデリアが幻想的なこのお部屋がちょっと名残惜しい気持ちです 果菜(くおうさい) 水物 このあと本堂の宝物を拝見させていただきました。 次回は チベット高僧により制作された砂曼荼羅のお写真をご紹介したいと思います。 もしよろしければ、是非遊びにいらしてくださいね
by franandtuto
| 2014-11-30 22:58
| 京都食べ歩き
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Comments(12)
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ママン
at 2014-12-01 10:32
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ほんとうにお肉もお魚も使われていないの?
一つ一つがきれいでため息でますね。 鰻もどきは私も海苔と山芋で作ることがあります。 家族に好評ですよ。
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Mumちゃん
at 2014-12-01 16:35
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伺ったのは、もうずいぶん前ですけれど、そうそう鰻にビックリしたのを覚えています。
それと昆布で編んだ籠がおいしかったのも(笑) 精進料理に比べて、とっても華やかで美しいですよね。 そう、確か庵内を案内(シャレじゃあないですよぉ)してもらいましたが、すっかり忘れてしまったので、続きも楽しみにしています。
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fran
at 2014-12-01 23:30
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使っていないそうですよママンちゃん。
お出汁もかつお節は魚だから昆布だけですって! お豆腐や湯葉や芋類、海藻などをつかって それらしく作られています。 お菓子のようですよね~ 食べてしまってはいけないのではと思うほどです。 しっかり味がついていて美味しかったですよ! 鰻もどきを作る? お家で? すごい~~! どこかで見たか食べたかしたこともあるような気もするのですが 思い出せません(笑) 山芋はつなぎに使うの?
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fran
at 2014-12-01 23:36
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Mumちゃんの閑臥庵の記事を見ましたよ~!
本当に!精進料理と言っても数えるほどしか いただいたことがないけれど お肉やお魚を使わないのは精進料理と同じだけど 仰るとおり華やかで美しいです! 大徳寺で鉄鉢料理をいただいたのが この種の料理の初めてだったと思いますが 閑臥庵さんは本当に楽しかったです。 今度はバーにだけでも行きたいです^^ 案内してもらって、すっかり忘れた? あはは! 思い出しますよ~変わっていないと思います!
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nanako-729 at 2014-12-03 08:41
fran ちゃん、おはよう!
この門構えをみて宇治の黄檗萬福寺を思い出したよ! 一歩中に入ると空気がぴりりと引き締まっているような 不思議な空間だね! お料理ひとつひとつが可愛くて色鮮やか、これでお肉やお魚を 一切使っていないなんてすごい! 鰻は何で出来てるの? 砂曼荼羅・・・続きもたのしみにしています( *´艸`)♪
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明日香
at 2014-12-03 14:54
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素晴らしい!!!芸術品!!!!素敵な美しい食べ物ばっかりで惚れぼれです。。。\(^o^)/
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starofay at 2014-12-06 06:57
日本の美を極めたお料理ですね。
独特な雰囲気ですし、今まで最高峰の料亭を経験なさってきたフランさんもここは鮮やかに記憶に残るのではないでしょうか。
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sorade-su at 2014-12-06 10:40
見事なお料理ですね。
まさに芸術作品!!本当に美しいです。 (ブロガーには、たまらないですね(*^m^*) ) お肉やお魚を使っていないってのにびっくりです。 肉や魚がなくたって、胃も心も満たしてくれそうです。
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fran
at 2014-12-08 00:50
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nanakoちゃん、そうそう宇治の黄檗萬福寺のすぐそばに
普茶料理のお店があるね! お肉やお魚を使わずに全て作られているなんて信じられませんでしたよ! 湯葉やお豆腐、山芋や昆布などを使っていると おっしゃっていましたが味も美味しかったです^^ 鰻はお豆腐と海苔だったと思いますよ。 そうだ! ↑のママンちゃんが作るって!! ところで寒いね~でも我が家はまだ暖房を入れていないのよ(笑)
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fran
at 2014-12-08 00:52
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明日香ちゃん、このお料理は間違いなく明日香ちゃんの好みですよ!
大豆油だけで、動物性のタンパクや脂肪は全くつかっていないので ヘルシーです。 毎日このようなお料理をいただいたら・・・・痩せるかしらね~ ますます大きく育っている今日このごろです(爆)
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fran
at 2014-12-08 00:55
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かおりちゃん、お料理はもちろん美味しかったのです。
雰囲気に圧倒されました。 お部屋やお庭や灯籠など独特の神秘的な雰囲気で ちょっと不思議な雰囲気と言うのか 目の裏に焼き付いて離れない感じですよ!
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fran
at 2014-12-08 01:00
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soraさん、ブロガーにはたまらないって!(笑)フォトジェニックですね!
一つ一つはお菓子のように可愛くて美しくて、小さいのだけれど 量がありますよ。 胃にやさしいでしょうね~刺激物も入っていないし いろんな意味でsoreさんもきっとお好きな場所だと思いますよ。 次回京都へ行かれるときは是非!!(^^)
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